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Target1 ガクラン
馬路須賀女学園2年A組、宮沢佐江。いつも学ランを着ていることから、通称ガクラン。自分のことを男だと思っている変わりもの。得意技は喧嘩殺法。
今回はそのガクランが前田と屋上で決闘すると情報をネズミは入手した。
ネズミ「噂の前田の力をお手並み拝見といきましょうか」
ネズミは前田達が来る前に屋上に着き、物陰で待つことにした。そんなとき前田が屋上に勉強をしにやってきた。
前田が椅子の上でいつものように介護士の本を読んでいた時だった。階段を上がり終え、ガクランが姿を見せた。前田の方をずっと見ているようだ。静かに前田の方へ歩み寄り、横たわったドラム缶の上に腰をかけた。
アキチャ「いたぞっこっちこっち!」
馬路須加女学園2年のチームホルモン、ヲタ、ウナギ、アキチャ、バンジー、ムクチが噂を聞き付けてやってきた。
見つからないように、壁に隠れて、前田達を見ている。
ガクラン「勉強ぅ中か?」
マエダ「いえ」
そういうと前田は読んでいた本を閉じた。
ウナギ「この空気は、、、まさか!?」
バンジー「前田がピンチだぞっだるま!」
ヲタ「あいついったい何してんだよっ」
前田と学ラン立ち上がり、何も言わない。ガクランは前田を見つめている。
ガクラン「、、あのな」
ヲタ「言っちゃうのか?言っちゃうのか?楽しすぎるぜ!」
ガクラン「前田、、、」
言おうとしたそのときだった。
ダルマ「敦姐ぇぇぇぇ!!!」
前田の自称舎弟であるだるまが屋上にあがる階段を走って上がってきた
ウナギ「おっ新内登場か」
バンジー「やっときたか、良いところで」
ガクラン「俺、、」
ダルマ「ガクランっ!てめぇぇ何考えてやがんっ、、、」
ガクラン「だるまに一目惚れしたんだ」
ダルマ「え?」
ズカズカと学ランにダルマは近づくが学ランの言葉で足を止めた。
ホルモン「そっちかぁぁ!!?」
「お前今のギャグやろなぁ?」
「前の豪快が、、忘れられなくてよ」
ウナギ「大顔フェチかよ」
アキチャ「理解不能だな」
バンジー「じゃあ今までのだるまに対する愛情表現なのかよ」
ウナギ「回りくどいやつだな!」
ダルマ「阿保かぁ!意味が分からんわ」
だるまは両手で頭をかいたあと、ガクランの胸倉を掴んだが、ガクランはだるまの肩をぽんぽんと叩き振りほどいた。
ガクラン「前田!」
マエダ「ハイッ」
ガクラン「だから俺と、だるまを賭けて勝負してくんねぇか?」
マエダ「エッ?」
ガクラン「男同士けじめつけようぜ!」
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