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翌朝、ネズミは馬路須加女学園校内の図書室の前にいた。
図書室の扉には「使用中」と書いてある段ボールに紐を通した物がかかっていた。
ネズミは少し扉を開け、中の様子を伺うことにした。
???「キモいんだよ!
???「こっちくんなよ!」
???「ほら立てよ!」
中からは三人の声と一人咳をする音が聞こえる
ネズミ『あれは確か1年の、、、』
ミャオ「え~もう終わりな訳?、、、ちっ」
セイトA「ラッパッパがバックについてるからって調子こいてんじゃねぇよ!」
ミャオ「うぜぇんだよ!」
「バタっ」
黒を基調にしたゴスロリの少女はその生徒の頭に思いっきり左の肘を振り下ろした。その生徒が倒れ、部屋には鈍い音がした。
ラブタン「てかさ~もうごめんなさいの写真撮ろうよ」
ピンクを基調にしたゴスロリの少女がカメラを持ってマジ女の生徒に、近寄る。だがその生徒は何も答えない。
マナマナ「試合続行~ハハハッ」
白を基調にしたゴスロリの少女はその生徒の髪を掴み持ち上げた。
ラブタン「キモっ」
ミャオ「いい気味だね」
三人はその散々生徒を痛めつけたあと、横に並んで立った。
ラブタン「覚えておいたほうがいいよ」
マナマナ「見かけは小さいけど舐めると辛い」
ミャオ「私達、、」
サンショウ「山椒姉妹~!」
部屋には不気味な笑い声が響く。
ネズミ『近頃有名になってる山椒姉妹か』
ネズミは音を立てず扉を閉め、歩いていく。
ネズミ「次の駒は決まった。あいつらにいっちょやっちゃって貰いましょうか」
ネズミはガムを口に入れ廊下を歩いていった。
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