変わる気持ち

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今は四時限目。 楓(てか、この人どんだけ寝れば気が済むの!?) 凌は朝から一回も起きずに寝ている。   楓「ねぇ、雄君」 雄「ん?何楓奈ちゃん」 楓「岸本君いつもこうなの?」 雄「うん。りょうちんはいつも寝てるよ。でもまぁいいんじゃないかな?」 楓「本人がいいならいいかもしれないけど勉強とかはどうするのよ?」 雄「それは…」 そこで先生が凌が寝ていることに気が付いた。 ずっと寝ていても一応寝ているのがバレると怒られる。当たり前だが。 先「何寝てんだ!バツとしてここ答えろ!」 楓(あんな問題寝てて答えられる訳ないじゃない) 凌「x=24.y=38」 楓(え!?) 先「せ、正解だ」 楓(う、嘘!?なんで寝てたのにあんな難しいの分かるの!?) 雄「ね。寝ててもいい理由分かったでしょ?」 楓「う、うん。でもなんで!?」 雄「よく分かんない。でも昔からああだよ」 楓「そうなんだ…」 凌は問題を答えた瞬間に椅子に座り、寝ていた。
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