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四時限目も終わり、昼休み。
雄「りょ~うちん、ご飯食べよ」
凌「ああ。じゃあ行くか」
その時、楓奈は一人で弁当を食べようとしてた。
雄「楓奈ちゃん。よかったら一緒に食べない?」
楓「え?いいの?」
雄「全然いいよ。ね?りょうちん」
凌「…」
楓「…」
雄「あ、あれは暗黙の了解ってやつだよ!うん!」
楓「じゃあお言葉に甘えて」
楓奈は二人についていく
やがてたどり着いた場所は
楓「屋上?」
雄「そ。普段使われないから誰も来ないでしょ?だからいつもここで食べてるんだよ」
凌「雄、早く食べよ」
雄「分かった。じゃ、食べよか」
楓「あ、うん」
皆は弁当を取り出した。
楓「今日はシュークリームとかじゃないんだね」
雄「あれは作らないときだけだよ。りょうちんすごい料理上手なんだよ」
楓「へ~、意外。今度食べてみたいな」
凌「……食う?」
楓「え!?いいの!?」
雄「へ~、りょうちんが食べ物あげるなんて珍しいね」
凌「…要るの?要らないの?」
楓「じゃあ、いただきます」
玉子焼きを一つ食べる。
楓「お、おいし~い!」
雄「でしょ?」
楓「うんうん!すっごいおいしい!」
その後も楓奈は玉子焼きの味に浸っていた。
楓(どうやったらあんなにおいしく作れるんだろ?)
雄「って!もう昼休み終わっちまう!」
楓「あ!」
凌は食べおわっていたので残りの二人がマッハで弁当を平らげた。
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