変わる気持ち

6/20
前へ
/159ページ
次へ
楓奈は教室に向かっている。 楓(重い…誰か手伝ってくれる人いないかな…) そんな、思いもむなしく、結局教室まで一人で運んだ。 楓「はぁ、重かった…よし、帰ろう」 自分の鞄を取って教室を後にした。 楓「一人かぁ…寂しい…」 そんなことを言いながら自転車を漕ぐ。 楓「喉乾いたしコンビニよるか」 近くのコンビニに立ち寄る。   ジュースを買い、近くの公園で休んでいた。 すると 男1「かわいいね。高校生?一緒に遊ばない?」 三人の男にナンパをされた。 楓(どんだけ典型的なナンパのしかただよ…) 楓奈はこういうのは慣れている。 こういう時はとことん無視する。いつもこうやって切り抜けてきた。 男2「ねぇねぇ、無視しないでよ」 肩を掴まれた楓奈は咄嗟に「止めてください!」と言って手を払った。 すると男は 男2「下手に出てればいい気になりやがって」 と言って腕を掴んできた。 楓「離して下さい!」 男2「やだね」 男3「さて、何しようか?」 楓「誰か助けて!!」 しかし、近くに人がいない。 男1「無駄だよ。ここ滅多に人こないから」 男2「どうしてやろうか?」 楓(もうダメかな…) そう思ったとき
/159ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加