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雄「あ、まってよ~」
雄を無視して全力で漕いだ
間もなくして、学校にたどり着く
昇降口にはクラス表が貼り出されている
凌「あいつとは一緒か」
あいつとはさっき置いてきた雄のことである
凌(あいつがいなかったらつまらないからな)
外交を好まない凌にとって、雄は興味深かった
雄には表と裏がある
そのことは後々話すとしよう
雄「あ、またりょうちんと一緒だね♪」
不意に話しかけられて凌は少し驚いた。
凌「いるなら、いるって言えよ」
雄「りょうちんを驚かそうと思ってね。さぁ、教室に行こうか」
凌「ああ」
二人は、教室へ向かった
教室にたどり着くと、黒板に席順が書いてあった
(俺の席は…)
窓際の一番後ろだった
雄「僕はりょうちんの前だね」
よく見ると、自分の席の前に雄の名前がある
この場所は好きだ
寝ててもばれにくい
俺は席に着いて、眠りについた。
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