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しばらくして、担任が入ってきた。
ちなみに担任は去年と一緒だ。
担「よ~し。みんな集まってるな。これから始業式だ。体育館に集まるように」
担任はそれだけ言って去っていった。
凌「始業式か。めんどうだな…」
雄「りょうちん集会は基本寝てるじゃん」
凌「寝るなら、机で寝たい」
そんなことを話ながら俺と雄は体育館に向かった。
校長「これから学年もあがって…」
校長の長ったらしい話を聞かずに凌は爆睡していた
「…うちん…りょうちん!」
凌「ん…終わったか?」
寝ている間に始業式は終わっていたようだ。
雄「教室戻ろうよ」
凌「ああ。そうだな」
教室に戻り、寝たりないから寝ようとしたら、担任が入ってきた。一人の少女と一緒に。
担「転入生が来てる。じゃ、自己紹介よろしく」
「私の名前は佐々木楓奈(ササキフウナ)です。今日からこの学校に通うことになりました。よろしくお願いします。」
周りの男子は「かわいい~」「スタイル良すぎ」などと騒いでいた。
担「じゃあ、席は空いてるから岸本の隣だ」
楓「岸本君っていうんだ。よろしくね」
凌「…」
楓(無視…?)
雄「ああ。りょうちんは人と話すのを好まないから」
楓「そうなんだ…でも無視は無くない?」
凌「…」
楓「イラ・・・」
雄「はは…まぁ、そっとしておいて。あ、ちなみに僕は佐藤雄ね。よろしくね」
楓「よろしく!」
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