帰り道

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~楓奈サイド~ 楓「はぁ、なんなのよあいつ」 雄君は無愛想って言ってたけど、もはやそんなレベルじゃないでしょ!? 普通話し掛けられたら反応くらいするでしょ… それなにあの人シカトだし… 第一、あの人私に全く興味ないみたいじゃない。 なんのためにこのスタイルを維持してると思ってるのよ! 楓奈はさっきの男子の反応のようにとても美人である。色白の肌、細いウェスト、パッチリした二重の目、誰が見ても美人だと思うだろう。 しかし、これは努力の賜物であり、毎日の美容ケアを忘れずに行っている これだけの美に対するこだわりには理由がある。 (もうあのころみたいにはなりたくない…) って、そんなこと思い出しててどうするのよ! 楓「お腹すいたなぁ…コンビニでもよろうかな」 午前中に学校が終わったから丁度今が昼頃だろう 楓奈は近くにあったコンビニに立ち寄った。
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