プロローグ

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春『・・・・・ちゃ・・・ん。に・・・ちゃ・・・ん。兄ちゃん‼』 和『💥エッ??』 春『どうしたの??大丈夫??』 和『ゴメンゴメン😅で??・・・・・何の話だっけ(笑)』 春『だからァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 8月31日、僕にとっては一生忘れる事の出来ない日 12年前のこの日、親友が自殺した。 まだ幼くて自分が兄貴の立場の俺にとって本当の兄貴のような奴だった。 その日・・・・・俺達は遊ぶ約束してた。 時間に厳しいアイツは一回も遅刻することなかったのに11時の待ち合わせ時間に来なかった。 家に電話してもでない。 だから俺は部屋に行った。作って貰った合い鍵で部屋に入った。 その時廊下は既に血の臭いが充満してた。 リビングに入って一瞬時が止まった気がした。 白で統一されたコの字のシステムキッチンは血が飛び散り模様が出来ていた。 血の海となったキッチンの中にアイツが・・・・・・・血だらけのアイツが・・・・・・死んでいた。
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