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2泊3日の合宿も終わり、皆それぞれの帰り仕度をして、外で待っている各校のバスへと向かう。
幸「じゃあ、今度は関東大会で会おう。」
蓮「そのときは、対戦できるといいな。」
真「我々が捻り潰してやる。首を洗って待っていろ!!」
丸「そうだ!!首の骨洗って待ってろぃ!!」
仁「“首”じゃ。骨はいらんじゃろブタ。」
丸「んだと!?“首”だろうが“首の骨”だろうが、そんな変わんねぇだろぃ!!」
比「相手の生死の境目です。」
ジ「確かに、首の骨は確実に相手死んでるぞ。」
丸「うるせぇな!!」
立海の人たちが、バスに乗り込んでいく。
そんなとき、最後にバスに乗ろうと、乗車口のステップに足をかけた赤也くんが、何故かこちらに戻ってきた。
切「由実葉…」
木「呼び捨てすんな(ボソ」
私の隣でぼそっと呟く亮さんを、軽く小突く。
由「どうしたの、赤也くん?」
切「んーあのさ………わぁ!!何だあれ!!」
急に赤也くんが空を指差す。
由「えっ、なになに!?なんかあんの!?」
つられてその方向を見る私。
チュ………
由「!?」
六「なっ!?」
切「へへっ!バ~カが~見る~~♪」
気をとられているすきに、赤也くんが頬にキスしてきた。
頬を抑えて、唖然とする。
切「ププ……変な顔ww」
由「な……」
葵「なんてことするんですか!!」
天「変態少年。」
切「まぁまぁ、六角の皆様、そうカッカなさらずにww欧米では、キスなんて挨拶みたいなもんじゃん。」
佐「ここは日本だ。そしてお前も日本人だろ。」
サエサル、ナイスツッコミ。
すると、サエサルがハンカチで私の頬を拭きだした。
いや、痛い。そんな力入れないで。摩擦でいたたたたたたた!!
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