第一話、始まりの夏

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ミ~ンミンミン… セミの鳴き声がサイレンの用にうるさい…俺は布団に入ったまま時計を探す。 ???(7時20分か…(眠)なに~!!) 慌て布団から抜け出し階段を勢いよく降りて、リビングのドアを開ける。 母さん(誠司まだ学園行ってなかったの?) ???(寝過ごした~(焦)) 紹介が遅れたが俺は高倉誠司(たかくら、せいじ)18歳 学園生活最後の夏を迎えようとしている。 ???(もーお兄ちゃん遅いよ!!) この腰に手をあててプンスカ怒ってるヤツが俺の妹の高倉彩(たかくらあや)17歳 ちなみに学園が一緒なので登校を一緒に行くとよくシスコン、ロリなどと友達に良く言われたり…汗 彩(あ・の・ね・お兄ちゃん) 誠司(なんだよ?) 俺わパンツの上からケツをかきなから答える。 彩(朝から一人言、言わないで!!) 彩の右ストレートが俺の腹に見事にヒット( ̄○ ̄;) 誠司(やっやるじゃね~か姉ちゃん…!おっお前さんなら世界を狙えるぜ…) 彩(黙りなさい!何一人で自分の紹介とか私の紹介しちゃってるの?) 誠司(そこ突っ込む?wそこ突っ込むと正直これから先やりづらいw) 母さん(はいはい朝から喧嘩しない!早く行かないと、遅刻するわわよ!)時計を見ると7時40分になっていた。 彩(早くしなさいよ!) なんとか準備を済ませて玄関を出た所で彩にせがまれる。 誠司(そんなに急かすなよ!それにお前一人で学園行けただろ?) 彩(なっなっ!お兄ちゃん最低!!) いきなり怒る綾がなぜ怒るのかわからないまま学園に向かった。
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