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「そろそろバイトしないとマズイよなぁ」
正義は現在無職、
親からの仕送りはあるのだが、ここは都会。
仕送りだけでは家賃を払うので精一杯だった。
すると当然、
グゥ~
腹も減る
「うぅ、腹減ったぁ…こんなことなら家の仕事継いだ方がよかったかなぁ」
正義の両親は
田舎で農業を営んでいた。
本当なら正義が高校を卒業したら農業を継ぐ予定だったが、
正義は親の反対を押しきって大学進学の道を選んだ。
「親父まだ怒ってんのか?野菜送ってくれないし」
そう呟きながら
冷蔵庫を開くと
「はは、見事に空っぽだ」
正義は財布を手にして家を出た。
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