発祥

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矢を放つ。 パンッ! 小気味よい音がして矢が的に当たった。しかし、矢は少し中心から左にずれている。 真廣は大きな溜め息をついて動作を終えた。 「真廣、溜め息はいらないよ!」 後ろで控えていた清子が苦笑しながら近付いてくる。
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