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どんだけサボったんだよ。
いやそんなことよか先生…
軽く涙目になりながらバックを取る為教室に向かう。
「最悪だ…」
相変わらず雨は降り続けていて
空を睨み付けてから教室に入る。
「先生が来ないうちに帰るか」
さっさと帰る準備をし、バックを持ち帰ろうと振り向けば
ドアに先生が寄りかかっていた。
「ひッ!」
小さく悲鳴をあげバックを落とす。
「どこに行ってたんだ?」
腰にくる甘いボイスを響かせる先生は
ゆっくりと俺に近付いてくる。
「あ…えっと…」
後ろに下がればガタン、と机にぶつかり音をたてる。
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