毎日想う。

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「…ごちそーさまでした」 そう言ってカチャリとスプーンを置いた時にはもう先生は食べ終えていて。 美しくコーヒーを飲んでいた。 美しくね、美しく。 「腹いっぱいになったか?」 「はい。満腹です」 ぽんとお腹を叩いて 笑いながらそう言って見せれば 先生も満足そうに笑った。 先生に奢ってもらい、車で来た道を戻る。 やっぱり車は慣れない。 狭い中先生と2人きりで。 ファミレスがうるさかった分 車内が凄く静かに感じ、 この胸の音が相手に 聞こえてしまうのではないかと 違う意味でも ドキドキしてしまった。 ま、ドキドキしてんのは 俺だけだよなあ。
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