Dandelion

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どこまでも続くように広い広いサバンナの中。 金色のたてがみをなびかせ、あてもなく歩いているひとりぼっちの大きなライオンがいました。 サバンナでは皆に嫌われました。自分を見ると、誰もが逃げていきます。 同じライオンでさえ、彼に近付こうとはしません。 ライオンは淋しくて淋しくて仕方ありませんでした。
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