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[とある日・アナグラ/サカキ博士の研究室]
「ズズゥー……あぁ、うまい!!」
ジャクが紅茶をすすり、クッキーをつまむ。
「……で?今日は何の用なんだ博士…いや、支部長代理殿」
ソーマは不機嫌そうに足を組み、問う。
「いや、第一部隊…特に君たちには色々と世話をかけたと思ってね。シオのことや……ヨハンのことも」
「ふん、そんなことか…くだらないな……帰るぞ」
ソーマがソファーから立ち上がろうとすると、ジャクが手を掴んで無理やりソーマを座らせた。
「おい…何のつもりだ」
「こういう話しは最後までちゃんと聞きなさい。……ちなみに、リーダー命令だゾ♪反抗したらお前が仕事に行ってる間に部屋にエロ本(ロリもの)を忍び込ませ、数時間後、コウタをお前の部屋に焚き付ける。この意味がわかるな……?」
「コウタがバカ面で言いふらす…チッ…わかった……話しを聞こう」
ソーマの不機嫌度数が三割増しになったが、気にしたら負けだ。
「それでね、お世話になった君たち第一部隊に特別休暇と、ある施設に入る許可をあげたいんだ……ただ、途中でアラガミが出現した場合はいつも通り出撃してもらわないといけないんだけどね」
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