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「……ぐふっ」
ドサリとコウタが撃沈した。
「せんせーコウタ君の許容範囲を超えました~」
アリサが冷ややかな眼差しをコウタに向けながら報告。
「おいおい、これでも簡単に説明したんだぞ……サクヤさんパス」
「え?」
ジャク先生はお手上げ状態。
「えーとね、要するにわたし達ゴッドイーターみたいなアラガミに食べられない植物や動物を作ろうとしたのよ」
「……簡単にしすぎだろ。意味が変わってるじゃねぇか」
「コウタにはこのぐらいで十分よ。それに、結果はこういう形に持ち込みたいんですから意味合い的にもそこまで変わってないわ」
「だとしても根本的にコウタを甘やかしすぎだ。こんなんじゃ将来ダメになるぞ」
「大丈夫よ!コウタはやれば出来る子だから」
「お前がそうやって言うからコウタが無意味に調子に乗るんだよ!!」
「わたしのせいだって言うの!!」
「そうは言ってないだろうが!!」
「同じよ!!」
『初めての子育てでもめる新婚夫婦かあんたらは!!』
「そして俺の扱いなう!!」
『意味がわからん!!』
ジャクとアリサが珍しくタッグを組みツッコむ。
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