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「離す？何故だ？せっかく私の新しい身体を手に……いったっ！？」
「くんのオカルトシスターが！！」
立ち気絶したソーマを踏み台にジャクが空中へと舞い、華麗なライダーキックを顔面粉砕女にかました。
「シズクぅう！！昔から怖い話しとか超好きだったけど、まさかモノホンになってるとはなぁっ！」
馬乗りになり、顔面をボコる。
「ちょっ、待て待て！！モノホンだと知ってて何故殴る！！むしろ怖がれ！！何のために幽霊にまでなったと思っているんだ！！お前を怖がらせるためなんだぞ！！」
「知るかっ！！何しょーもない理由で地縛ってるんだよ！！」
ジャクの姉であろうシズクと呼ばれた女が、ジャクの両手を掴み、そのままヘッドバットを与える。
「仕方ないだろっ！！私はお前が好きなんだ！！怖がっているところが特に！！いや、怖がっているところだけが好きだ！！それ以外のお前などＲＰＧでイベントが終わった町ぼどの価値もないわっ！！」
「痛ってぇなアバズレがぁ！！お前せいでこっちは強烈なトラウマ植え付けられてんだろうが！！責任とれやぁあ！！」
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