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それでも、ジャク達ゴッドイーターのすることだけは変わらない。
神を喰らう。
ただ、それだけだった。
[数時間後・アナグラ/ジャクの部屋]
「うやっ!ヤベーこれ面白い!!」
「だろ?これはゲームって言ってな、昔の娯楽の一つだったそうだ」
部屋でジャクとコウタが、ジャクがその辺で拾って修復したテレビゲームをしていた。
「オレの家にソフトはいっぱいあったんだけど、ハードがなくてできなくてさぁ。でも、捨てなくてよかった~」
「ってあっ、ちょっ!ああ~!」
コウタの悲痛な叫びが部屋に轟き、画面ではジャクの操作するキャラが悠々と勝利ポーズを決めていた。
「なんだよズリーよ!赤帽子のオッサンそんな動き出来るの!?」
「空中でコンボを決めて、ぶっ飛ばして追い討ちをかけるのは……このゲームの鉄則だ!!」
「う~……今度からジャクはハンデ付けろよ」
「てかだいたい、初心者がバカップルクライマーを使う時点で終わってる」
「いやだってさ、二人の方が有利かなって…思うじゃん!!」
騒いでいたら、ノックが聞こえた。
「ヤベッ、うるさかったかな?」
「さぁ?……どーぞ」
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