田嶋浩一

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7月6日 2日,3日と同じ内容の報告書が続く。 まぁ珍しい事ではなぃ。 貧乏人は貧乏人,金持ちは金持ちで同じ様な日々を過ごし,特別変わった日!というのは一ヶ月の内にそうそうない。 田嶋浩一も同じだったのだが3日の朝,日記を綴る原因となる些細な出来事が... 午前6時目覚ましの音で起床。歯磨き,洗顔,そしてテレビの電源を入れニュ?スが流れる。 「本日未明,〇×群〇〇山中にて女性の遺体が...」 その時一瞬田嶋の眼が冷める。どこかで見た事のある冷めた眼... この眼に惹かれ,日記を綴る事にしたのだが... あっ!あの眼,私が鏡の中に見る私自身の眼...
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