第1話

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眠花 「私の分残しておいてくれたんですね?ありがとうございますっ」 (満面の笑みを浮かべる) 千夏 「え……まぁ…私もヒマだし…手伝ってやらない事も…」 (予想外の反応に戸惑う) 蓮寺 「罪悪感感じるなら最初からやれよ」 千夏 「…ていうかもう2学期かぁーせっかく生徒会に入ったのに冴えない仕事ばっかだよなー」 (怠そうに) 蓮寺 「千夏はどんな仕事がしたいんだよ」 千夏 「目立つ仕事っ」 (力強く) 蓮寺 「えらく大雑把だな」 千夏 「目立って人気者になってチヤホヤされたい!」 蓮寺 「お前はそんな理由で生徒会に入ったのか…残念だけど俺達の仕事は裏方ばっかだからな?」 蓮寺 「でもそういった陰での活動が行事の成功につながる。生徒会は学校のために働く組織であって、生徒達から注目されるようなものじゃない」
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