①ボクとキミ
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「私…生まれ変われたら犬になりたいな」 キミはボクの顔に頬を擦りよせて言った。 キミの柔らかい髪の毛がボクの鼻にかかり刺激する。 思わず出たクシャミにキミは「フフッ」と小さく笑うとボクの胸の中で眠った。 寝息をたてるキミにソッとキスを送る。 「ボクは猫になりたいよ」
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