①ボクとキミ

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キミとの出逢いは半年前だったね。 散歩をしていたらキミは独りで泣いていたんだ。 「どぅしたの?」って聞くと「行く所がないの」ってキミは言った。 それからボクの家で一緒に暮らし始めたんだ。 自由奔放なキミは外に出かけたらなかなか帰ってこないしおてんばなキミは危険な場所にも平気で行っちゃうんだ。 肌寒い夜はボクの部屋に来て眠っていたね。 手のかかる妹だなって思っていたんだ。
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