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「邪魔じゃないとこ…邪魔じゃないとこ…」
…うん!私の机の上には邪魔じゃないとなんかなぁい!なんでそんなに机の上にこだわる!?
「机の上はだめ!下に置いといて!」
少し声を張り上げた。
「あ…ですよね(笑)」
え!?なんで笑ってんの!?なんか面白かった!?ねぇ!?
いろいろ言いたい事はあったが、ぐっと我慢して、仕事に戻った。
ぐぅ~
お腹すいた…
お昼に出る時間はない、私は近くのコンビニに走り、おにぎりとお茶を買って事務所に戻った。
おにぎり片手にパソコン…
なんで、こんなに忙しいんだ…時計を確認。
ヤバイ!次の現場行かなきゃ!
「木ノ下さぁん!時間ですよ!車事務所にまわしてください」
…え!?見て!私おにぎり片手にパソコン!君…洗い終わったぞうきん!車!?はい!?
苛々が絶頂だった私は
「状況見て!自分で出来る事は自分でして!」
といいはなった。
…なんで…キョトンとしてるの!?
はっと気付いた顔をした新人君。
「あ!僕が車まわしてくる感じですかね?」
…はっ…聞いちゃったよこの子…
「もういいです!私車まわしてきます!」
もう…やだぁ(泣)
私は慌てて駐車場に向かった。
無事に現場での仕事を終え事務所に帰ってきた私達は、社長に報告だけし、デスクに戻った。
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