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しばらくすると知恵の実の木に着きました。
今日も輝くように果実はなっています。
「まぁ、綺麗で美味しそう」
「食べてごらんよ」
蛇はするすると木に登り、一つの果実を示します。
そうしてエヴァは採ろうとして手を伸ばしました。
果実はすんなりプツリと枝から離れました。
「本当に美味しそう」
そう言ってエヴァは知恵の実を齧りました。
「美味しい…」
また一口、一口…。
エヴァはあまりの美味しさにあっという間に果実を食べてしまいました。
蛇はそれを嬉しそうに見つめていました。
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