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食べ終わったエヴァは蛇を見るとにこりと笑いました。
「蛇さん、ありがとう。こんなに美味しいものを教えてくれて」
「いいんだよ。アダムにも教えてあげてね」
身体をくねらせて応える蛇。
エヴァは蛇の言葉に頷くとアダムを呼びに探しに行きました。
残された蛇はとても満足そうに、嬉しそうに笑っていました。
「これできっと神様はお喜びくださる」
蛇はそう呟くと木から降りて行きました。
その後、
アダムはエヴァに言われて知恵の実を食べて知恵を持つようになりました。
蛇の思惑通りです。
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