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しばらく探していると木々の間に金色が見えました。
近くに行くと一切を隠さない美しい女がいました。
名前をエヴァと言う、蛇が探していた人物です。
「エヴァ、エヴァ」
声をかけましたが小さい蛇をエヴァは見つけられません。
きょろきょろと声の主を探すばかり。
蛇はするすると近くの木に登り、エヴァの目線の高さになるところまでくるとまた声をかけました。
「エヴァ。声をかけた僕はここにいるよ」
「あら、蛇さん。どうかしたの?」
蛇を見つけたエヴァは蛇に近づきます。
その瞳は土の色と同じです。
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