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「とってもおいしい果実があるんだ。食べにいかないかい?」
「まぁ、そうなの?」
エヴァは興味を示しました。
蛇は一度鎌首をもたげると大きく頷きます。
「この楽園で一番おいしいんだよ。さぁ、こっちだよ」
蛇はするすると木を降りてエヴァを先導します。
エヴァは何の躊躇いもなく素直に蛇についていきます。
蛇が考えた神様が喜んでくれること。
それは一番愛されている人間が知恵を持つことでたくさん物事を考えて神様とお話できるようにすることでした。
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