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「わ、私…お兄ちゃんのことが…」
妹は、顔を赤くしながら俺のことを上目遣いで見てくる
そして、しどろもどろになりながら、その想いを伝えてくる
「お、お兄ちゃんのことが…好き…」
一生懸命、勇気を振り絞って放たれたその言葉は、とても嬉しくて
そして、俺の理性をぶち壊すのには十分すぎる破壊力だった
「わ、ひゃう!お、お兄ちゃん!?」
俺は妹を抱き寄せた
慌てた様子を見せる妹
「お、お兄ちゃん…そんないきなり…こ、心の準備が」
そんなこと言われても、俺はもう我慢できない
妹の言葉を無視して、俺は妹をベッドに押し倒した
「あ…」
最初のうちは抵抗していたけれど、すぐに抵抗するのを止めた
諦めたというよりは、俺のことを受け入れる体勢が整ったという風に見える
しかし、やっぱり恥ずかしいようで俺とはまともに目を合わせてくれない
すぐ、そこにある妹のチャーミング(ちと古いか)な顔に、今すぐにでもむしゃぶりつきたい衝動を抑えて、俺は妹が目を合わせてくれるのを待つ
「あのね…お兄ちゃん…」
妹が何かをつぶやく
「私…その初めてだから…」
もじもじ身体を揺らせながら、躊躇う様子を見せる妹
しかし、次の瞬間には満面の笑みで、その吸い込まれそうな瞳をこちらに向けた
「優しくしてね…」
はい
俺の理性、プッツン
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