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彼は、普段は美麗な美しい青年なのだが、一度戦が始まると、その様相は一変し、悪鬼の如く姿となり、戦場では数多の武器を壊し、数々の戦車を壊し、挙げ句の果てには、たった一人で軍隊と戦うこともあったという。
まさに鬼神とも言うべき奴だ。
だが結局、彼も死んでしまうのだが、これまた格好いい最期だった。
敵に囲まれ、窮地に陥るク・ホリン。
一番信頼を置いていた味方が死に、彼もまた、腹に致命傷を負ってしまう。
それでもク・ホリンは諦めず、なんと自身の体を柱に縛り付け、絶命するまで戦ったのだという。
素晴らしい英雄だ。
だが、話はこれで終わらない。
少し続きがあるのだ。
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