第1章
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そしたら、翌日、私の右の耳が聞こえなくなってしまったのです。 電話が鳴るので、受話器を右手で取り、耳にあてると何も聴こえないのです。 「もしもし?もしもし?」 「・・・・・・・・・・・・」 いたずら電話かと思って受話器を置くと、又すぐに呼び出し音が聞こえます。
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