長い旅の始まり

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5時間後 クロノア「はにゃ~、もう無理~」 フレン「おい、まだ山二つ半しか越えてねーぞ」 クロノアは地面に座りこんだ フレン「早くしねーと、野宿になっちまうぞ」 クロノア「いいじゃん、少し休ませてくれたって」 フレン「たく、しょうがねーな、30分だけだぞ」 クロノア「わかったー」 フレン達は、30分の休憩を取ることにした クロノア「ねーフレンは自分の世界に帰った事あるの?」 フレン「ん?ねーよ、クロノアもねーんだろ」 クロノア「うん」 フレン「帰りてーな、自分の世界に・・なんて、何かい思ったことやら」 フレンは、そう呟いた フレン「そういえば、何でお前あの時泣いてたんだ?」 フレンがふと尋ねた クロノア「え?あの時さもしかしたら僕の世界何か無いんじゃないのかなって、そう思ったら哀しくなっちゃってさ」 フレン「ふーん、確かに、俺達みたいな旅人には本当の世界がないのかもな」 クロノア「でもさ、もし自分の世界があったら、僕とフレンは同じ世界の住民かもね」 クロノアは笑顔で言った フレン「あ・・あー、だといいな」 フレンは、クロノアと反対の方を見て言った クロノア「フレン?」 フレン「おっと、もう30分たったみたいだ、さあ先を目指すぞ」 フレンそう言うとさっさと歩き始めた クロノア「あっ、待ってよー」
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