写真

仕事

クレームに書かれた事を、メモ帳にどんな事が書いてあったかをメモし、封筒に手紙を戻す。

本来なら、内容をさらっと見通すだけで良いのだが、彼は内容(クレームのみ)を読み、メモを書き、人がどういう所を見ているのかを考え、
自宅で自己満足をするのだ。

そして彼は、無類のホラー好きである。
机に同じように置いてある段ボール。
心霊番組宛の手紙が入っている所から、毎回一つ取っては、中身を見て、
その後の感想を書いた紙を勝手に封筒に入れて、そのままにするのだ。