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彼は一つ、大きく膨らんだ封筒に目を付けた。
彼はその封筒を手に取ってみた。
中々の固さがあり…中身は封筒の膨らみ具合から大量の写真だと言う事が分かった。
『お!これは期待出来るぞ』
彼は無類のホラー好きと言ったが、実はそうでもない。
好きなのは好きなのだが、ホラーのDVD等を観ると、
怖いし、胸が痛むし、ドキドキするし、緊張もする。
彼は決してホラーが得意な訳ではない。
そんな彼がホラーを止められない理由は、このドキドキ感が堪らないからだ。
まるで…吊り橋を渡るような…。
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