普通の大学生

3/11
前へ
/116ページ
次へ
レポート用紙がまだ3枚もある。 これじゃ明日は寝不足じゃないか。 それに頑張るとは言ったものの書くことがない。 考えれば考えるほど書けなくなるもんだ。 レポート用紙から目をそらしシャーペンを置いた。 入れたばかりの紅茶を一口飲んでふと時計を見てみた。 pm11:30。 よい子は寝る時間じゃないか! だといって寝るわけにもいかない。 あのときゲームなんてするんじゃなかった…。 「ちくしょー!」 私の声は静かな部屋に響くのだった。
/116ページ

最初のコメントを投稿しよう!

711人が本棚に入れています
本棚に追加