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緊急帝王切開
母子共にあんまりいい状態じゃないこともあって手術室には先生達が溢れていた
手術室についてからは
裸にされたり機械をつけられたり
とにかくいろんなことをされた
その間も1~2分おきに強い痛みがぁたしを襲っていた
麻酔の注射をしようとするものの痛みでなかなかジッとしていることが出来ず
ぁたしは3人から押さえ付けられた
「ジッとしててください」
『先生だめぇ‥痛いぃぃ‥っ
ん~~っ‥ハァハァ‥イキみたいょ』
結局3人掛りで押さえ付けられても痛みでジッとすることが出来ず
普通1回で済む背中への注射を3回もされた
そしてその3回目の注射が打たれた後
嘘の様に痛みは消えていった
「これ冷たいの解る?」
そう言われタオルを足に当てられた
ほぼ感覚を無くしたぁたしの下半身は温度も
タオルを当てられたことすらあまり感じなかった
『いいえ‥』
ぁたしの返事を聞くと
「麻酔効いてきたみたいだね
それじゃ今から手術を始めます」
そう言い
ぁたしのお腹へメスが入れられた
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