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何かが寝ていた葵の上に乗った。突然の衝撃と重さに葵はかなり驚いて飛び起きた。
『なっ!何だ!?』
瀬「おっはよ~朝だよ、朝食出来たってさ~」
『犯人はテメェか!!こんっのバカ瀬奈!!俺は朝が弱いって知っての行為か!!飯なら一人で食いやがれ!!クソが!!』
葵は低血圧で朝が弱いため無理に起こされると性格が変わるのだ。
その事は昔から兄妹の様に育ってきた瀬奈も理解しているはずなのに、こういう事になった。
そのため、葵の怒りは倍増した。
『テメェいい度胸してんなぁ、そんなに死にてぇのかぁ?んっ?(黒笑)望みどうり、今すぐ地獄に案内してやるよ』葵は素晴らしい黒い笑みで瀬奈にそう言った。
瀬「すみませんでした!!もう絶対に、二度としません。本当にすみませんでした。」
瀬奈は勢いよく土下座をしてソッコーで謝った。
『次は容赦しねえからな』
瀬「はい!二度と絶対にしません!失礼しました。」瀬奈は部屋を飛び出た。
すっかり忘れてた・・・葵は朝が弱いって事・・・もう二度と忘れないようにしないと・・・次は絶対殺される!!
瀬奈は二度と忘れまいと、心に固く誓った。
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