僕がやって来た日

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台風の朝、僕はお母さんとはぐれてしまった。 5人いた兄弟で、お母さんが運べたのは3人だけだったんだ。 お母さんが口にくわえて、一人づつ安全な場所に運んでいる途中で、僕と弟は親切な?人間に拾われてしまった。 「こんな台風の日に、捨て猫だわ。かわいそうに・・・。私の家にいらっしゃい」 その人は、犬(たぶん)の散歩をしている途中で、僕達を見つけたんだ。 台風が来てる日に散歩をするなんて、凄いよ! 小さい僕たちは、彼女の持つビニールやタオルや紙の入ったバックに、そっと入れられ、知らない場所に行くことになった。 お母さんとは、もう会えなくなったんだ。
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