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今では、オレの血を浴びてその銃身は赤黒い光を放っていた。
しかし、この恐怖の源はデザートイーグルじゃない……
それは、こいつ本人からはっせられている異様な雰囲気だ。
全てを無に帰してしまうような恐ろしい目。
完璧なまでに作り上げられた、誰にでも分かる完璧なる作り笑い。
そのどれもが恐ろしい……
ただこうして対面しているだけで、強制的に死を覚悟させられる…………
「いつまで睨めっこしているつもりだい?」
「君の彼女は…………元気……?」
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