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突然、目の前にノイズが走る。
チガウ…
「やっとわかったの?」
ナンデ…イツカラ?
「ずっと前から…」
「…そっか…」
落ち着いた声
そっか…私は…
ただの一枚の物語なんだ…
「物語が独り歩きなんて…洒落にならないよね?」
「そうだね。」
博物館の隅っこ
鉄塔の上で夕日を見つめる女の子の絵
その前で14歳位の髪の長い女の子と一匹の黒猫が立っていた。
「でも、おかしくないよ。だって、夢なんだから…」
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