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そのうち彼は、何も言わなくなった。
私はと言うと相変わらず…笑っている。
◆咲:「アハハもぉー笑わせないでハハハ」
ついに笑いすぎて、力が抜け…自分で自分の体を支えられなくなった。
私の体は勝手にだらんとイスにもたれかかり、このままだと床にイスごと倒れそう。
オジサン:「どーかしたのか?」
機械的に笑い続ける声に気づいたのか、入り口の方からおじさんが寄ってきた。
…ちょwまーたオッサン来たしw…
今の私には、全ての事が笑えてくる…
オジサン:「お前、何かしたのか?」
状況が掴めないおじさんは、彼の隣に座るとそう聞いた。
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