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―記憶―
雪花は、何も思い出せぬまま…月日が流れて行った。
突然、友達のライトから電話がかかってきた。
『今日、一緒にご飯食べに行こうよ!』
雪花は特に予定がなかったので、『大丈夫だよ!』と言い電話を切った。
午後、待ち合わせをしてレストランに入りました。
辛く耐えられなくなった雪花は、あの時のことを全てライトに打ち明けました。
そして、あのときの声にそっくりだった彼に聞きました。
『もしかして…僕のこと助けてくれた人って、ライト?』
彼は5秒くらい間をあけてから首を縦に振りました。
『今度、お礼させてよ!』
『そんな…お礼なんて』
雪花は、この日からライトと親しくなりました。
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