―記憶―

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雪花は、新聞の一面を偶然見ました。 その内容は 「原因不明の殺人事件。親しかった友人や家族を皆殺しにし、自分も自害する」とあった。「動機も分からず、ただ人を殺す。まるで別人のように襲いかかってくる。おかしくなった人の死体からは、緑色の液体がでてきた。それを研究者が解明したところ、何億との寄生虫が発見された。」 雪花は、2年前の首を締められた時のことを調べる。 『…あった!2年前の7月12日。学校で友人を殺して逃走。犯人は未だ捕まっていない。』としか書いていない。『…アレ? 寄生虫がいる人は自殺するんじゃ…?』 このあとも、必死に情報を探したが出てこない。『彼は生きている!?助けてあげられるかもしれない』と胸に抱きながら、捜索するのであった。
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