第一章

3/6
前へ
/85ページ
次へ
『・・・さぁ』 素っ気なく返事をする俺 うわっ感じ悪っ せっかく話しかけてくれたのにっ 俺のバカっ 俺は元々 口数が多い方ではなく 話しかけられても 一言返事しかしない。 しかも何故か避けられたり 目を反らされたりするため 余計に友達が出来ない。 俗に言う イジメってやつだな・・・ははっ 正吾『だよな~わかんねぇよな~ まっ見てからの お楽しみってやつだなっ』 ニカッと 眩しい笑顔を見せる。 ホント良いやつだな・・・ 俺はせめて表情だけでもと 沖の笑顔を見よう見まねで やってみた 『『!!??』』 ・・・え? 笑ったとたん クラスの大半の目から 集中攻撃を受ける 男子校なので男からの視線のみ こっ・・・こえ~よ 『な・・・に?』 俺なんかした? まさかっ俺の笑顔 ヤバいくらいキモかったとか!? 自分では見えねぇから 分かんない・・・ 沖に聞いてみよっかな 『だ・・・め?』 俺はうつむき固まってる 沖の袖をクイッと引っ張り 聞いた
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

410人が本棚に入れています
本棚に追加