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『・・・さぁ』
素っ気なく返事をする俺
うわっ感じ悪っ
せっかく話しかけてくれたのにっ
俺のバカっ
俺は元々
口数が多い方ではなく
話しかけられても
一言返事しかしない。
しかも何故か避けられたり
目を反らされたりするため
余計に友達が出来ない。
俗に言う
イジメってやつだな・・・ははっ
正吾『だよな~わかんねぇよな~
まっ見てからの
お楽しみってやつだなっ』
ニカッと
眩しい笑顔を見せる。
ホント良いやつだな・・・
俺はせめて表情だけでもと
沖の笑顔を見よう見まねで
やってみた
『『!!??』』
・・・え?
笑ったとたん
クラスの大半の目から
集中攻撃を受ける
男子校なので男からの視線のみ
こっ・・・こえ~よ
『な・・・に?』
俺なんかした?
まさかっ俺の笑顔
ヤバいくらいキモかったとか!?
自分では見えねぇから
分かんない・・・
沖に聞いてみよっかな
『だ・・・め?』
俺はうつむき固まってる
沖の袖をクイッと引っ張り
聞いた
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