第二章

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良いなぁ・・・。俺なんて ただデカイだけだもんなぁ・・・ 転校生をジーッと見てると 不意にバチっと目があった 転校生は睨むように俺を見ると フイッと目線を反らす なんだあいつ・・・ 態度わりぃ まぁ俺が言えた事じゃねぇけどさ そうだよ・・・俺が・・・ あああぁぁぁぁ 俺はさっきの出来事を思い出し 机にうなだれた おじさん『じゃあ溝川は 水城の隣な』 ブルーな頭におじさんの ハスキーボイスが響く ふぅん・・・あいつ 溝川って言うんだ・・・ってあれ? 俺はゆっくりと 顔を上げる 今おじさん水城とか 言わなかったか?
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