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チュン チュン チュン…
目が覚めると、眩しい程の日差しが差し込んでおり、鳥達の声が聞こえてきた。
「!!」
(ヤバッ!!もう朝じゃない…ッ!)
勢いよく起き上がったが、昨晩のような体のダルさは全くなかった。
(熱もひいてる…。あれ、そういえば遠藤君は…?)
周りをキョロキョロと探してみるが、克己の姿はない。
その代わりに、テーブルの上にメモが置かれていた。
--『他の社員の方達が何人か来ているので、仕事に戻ります。コンビニの物で悪いですが、朝食になるような物を置いといたので食べて下さい。 遠藤』--
(朝食…?)
再度テーブルに目を向けると、確かにコンビニの袋があった。
中を覗いてみると、おにぎりやちょっとしたおかず、飲み物まで入っていた。
(私、5歳も年下の人に迷惑かけちゃって情けない…。しかも仕事、結局終わってないから専務にこっぴどく怒られるだろうなぁ…)
仕事に戻った時のことを思うと、少し恐ろしく感じた。
(仕方ない。私が自己管理できなかったのごいけないんだし、責任とらなきゃ)
私は少しでも早く仕事に戻ろうと、急いで朝食をとった。
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