名前を呼ばない姉と名前を呼ばれない弟

傍観

職員室の前に来た徹は俯いていた。

徹『………』

無言で入る徹を先生達が見た。

先生『どした？その頭(笑)』

徹『…別に』

先生『なんだその態度は！』

首を締められた徹…それでも徹は先生を睨み微動だにしなかった。

先生『まぁまぁ先生(笑)おい！そこに正座しろ』

徹は黙って従った。

先生『お前はその反抗的な態度はどないかならないのか？おい』

先生『そうそう、なぁなんとか言ったらどない？』

徹は正座をさせられながら先生達に囲まれ蹴られている。
そこに美香がやってきた。