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地面に落ちたもの。 それは、ブレザーだった。 しゃがみこんで、それを拾った。 「これ、燐君の……?」 「さぁ?」 燐君は肩をすくめ、ニヤッと笑った。 「ありがとう」 そんな燐君に微笑み、ブレザーを畳んで返した。 ――――――――――― ―――――――― その後、他愛もない話をして5時間目が終わるまで図書室にいた。  
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