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「な……なんだこれ?」
俺は驚愕した。
今まで着ていた服装と違ったからでも
手に何やらガントレットみたいな防具をつけているからでもない……
そんな事より驚いたのは……
この溢れる力だ!
「……これがパワーアップ……私と一緒に戦って!」
13は俺の近くに来た。
今見てみると
このパワーアップした姿とこの少女がそっくりだな。
「ほう……やっとやる気になったか」
長身の男は楽しそうに言った。
「なら、二人でわかれてやっちゃおう!」
と言うと同時に
二人同時に突撃してきた。
「……来る!」
「お……おう」
戦いなどしたことのない俺は
とりあえず構えてみた。
長身の男が
殴りかかってきた。
俺は
ガントレットで防御した。
「くっ……ってあれ?全然痛くない」
普通良い装備だったとしても
痛くないなんて普通ないよな。
「な……何?」
俺より驚くなんてな。
まあ仕方ないか……
「……私は強化型だから」
意味わかんねえよ。
せめて俺に対する説明にしてくれ13。
「何だかわからねえが、それなら俺達の必殺技でいくか」
今時厨二でも必殺技なんて言わんぞ。
だが、今度こそ死んだかもな……
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